ラジオ波・マイクロ波焼灼療法   

 
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肝臓がんの熱凝固法

 
 
     
 
熱凝固法とは,電磁波を腫瘍部に照射し加熱して凝固させ,がん細胞を死滅させる治療法です。
 

 熱凝固法には,マイクロ波を照射して凝固させる方法とラジオ波を照射して凝固させる方法とがあります。

 熱凝固法とはもともとは出血を止める方法として日本で開発されたものですが,それを治療法に応用したものです。

 この治療法は患者の体に負担が少ない治療法ですが,治療できる腫瘍の大きさや数に制限があります。

 また,以下のような条件ですと熱凝固法による治療は適応できません。

 
肝臓表面に腫瘍がある場合

腫瘍の近くに胆管や胆嚢がある場合

腫瘍が門脈をふさいでいる場合

肝臓機能が特に低下している場合(通常は肝障害度Bまでが適応となります。)

食道や胃に静脈瘤がある場合

ペースメーカーを使用している場合 
 
   

   
 
 
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ラジオ波焼灼療法

 
 
         
     マイクロ波焼灼療法と同様に腫瘍に電極を差し込んで治療しますが,中波ラジオ(AM)と同じ電磁波を用いることから,ラジオ波焼灼療法と呼ばれます。

 マイクロ波より温度が低く,そのため広い面積の治療が可能であり,3cmの腫瘍が3個以内,5cm以下の腫瘍が1個の場合対象とされています。

 肝臓への負担も少なく,肝硬変で肝機能が低下していても可能な場合が多いという利点もあります。

 ラジオ波は1〜2回と少ない回数で治療が可能なため,マイクロ波よりも広く行われていますが,がん細胞すべてを死滅できなかった場合の再発の可能性もあります。

 合併症も比較的少なく,数パーセントで,発熱や出血,肝膿瘍が見られることがあります。脳梗塞,肺梗塞,心筋梗塞,心不全,腎不全,胆のう炎など症状がでる場合もあります

   
         
 
 
 
 
 

マイクロ波凝固療法

 
 
         
     電極を腫瘍に差し込み,電子レンジと同じマイクロ波により高熱を発生させ,腫瘍部を凝固させて死滅させる方法です。

 ラジオ波治療と比較して,より周波数が高く,病巣の温度上昇が早く,治療時間が短いという利点があります。

 マイクロ波では直径1cm〜2cm程度の範囲の組織を凝固させることができ,開腹することもありますが,開腹せず,腹腔鏡や胸腔鏡を用いる方法もあります。
 
 凝固できる範囲が狭いので,数回にわたり治療する必要があります。 

 治療成績は腫瘍が2cmまでなら5年生存率は60〜70%といわれていますが,再発の可能性の問題もあります。

 合併症としては,出血,胆管狭窄,肝膿瘍,胸水,腹水などがあります。

   
 
     
   
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