転移性肝臓がん  

 
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転移性肝臓がんとは

 
 
       
    肝臓がんには肝臓から発生した原発性肝臓がんと他の臓器から転移して発生した転移性肝臓がんとがあります。

 一般的に肝臓がんという場合には,原発性肝臓がんの中でも肝細胞がんを意味することが多く,転移性肝臓がんとは異なります。

 転移性肝臓がんは原発性肝臓がんとは腫瘍の性質も違ってくるため,治療の方針も異なります。

 肝臓には,肝動脈だけでなく,門脈と呼ばれる血管からも血液が入りますが,胃や小腸,大腸,胆のう,膵臓などの腹部臓器の血液は門脈を通して肝臓へ流れ込んでいます。

 このため肝臓には,血流に乗ったがん細胞が,消化器から血流に乗り,門脈を通して入り込む可能性が高いのです。

  しかし,消化器のがん以外のがんからも肝臓に転移する可能性はあります。それは消化器以外のがんではがん細胞が肝動脈を通って肝臓に流れ込み,そこに転移するからです。

  転移性肝臓がんは消化器に発生したがんが原発となっていることが多く,これらは腺がんと呼ばれる種類のがんで,画像診断でも容易に区別できます。
 
 また,原発性肝臓がんの中でも胆管の細胞から発生する胆管細胞がんもやはり同じ腺がんの一種なので,それが消化器からの転移性によるものなのか肝内胆管の原発性なのかの識別は難しい面があります。
   
 
 
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  転移性肝臓がんの症状
 
 
         
     転移性肝臓がんの場合も,その症状は原発性肝臓がんと変わらず,かなり進行するまでは無症状です。

 がんが進行し,かなり大きくなると,外からさわるとしこりを感じたり,上腹部右側に圧迫感を感じるようになります。

 そしてがんの進行とともに,肝臓の機能が低下すると,黄疸や腹水がみられるようになります。

 ただし,何らかの症状によって転移性肝臓がんが発見されるということはほとんどありません。

 多くの場合,他の臓器に原発性のがんが発見された場合や治療後の経過観察中に,検査によって発見されます。

 また,転移性肝臓がんは様々な場所に発生したがんの遠隔転移とみなすことができます。

 したがって他の臓器の原発性がんからとらえれば病期は病期(ステージ)4に当たりますが,転移性肝臓がん自体には病期というものはありません。
           
 
         
 
 
 
 
 

転移性肝臓がんの治療

 
 
         
      転移性肝臓がんは,肝臓以外にも転移している可能性が高いため,治療法は,全身に効果の及ぶ,抗がん剤を使った治療法が選択されることが多いといえます。

 しかし,がんの種類によっては,肝臓だけに転移しやすいものがあり,その場合には,肝臓の部位のみに対する局所治療でも,治癒や延命効果が得られることもあります。

 その場合,治療の第1選択肢は外科手術によるがんの摘出となります。ただし,再手術は患者の負担も大きく,他の部位へ転移していた場合,対象外にもなるので,手術できるのは患者の10〜30パーセントと報告されています。

 転移性肝臓がんは,肝細胞がんのように肝硬変や慢性肝炎を合併しているケースは少ないため,肝臓を大きく切除することができ,正常な肝臓なら3分の2まで切除可能とされています。

 転移性肝臓がんの中でも大腸が原発性の場合,大腸がんは悪性度の低いケースも多いため,肝臓が手術の対象になることも少なくありません。

 大腸がん肝転移の手術後の5年生存率は25〜50パーセントと報告されていいます。

 また,動注化学療法がおこなわれることもあります。肝臓の腫瘍に限れば,治療効果は全身化学療法よりはるかに高いため,切除が不可能の場合には有力な選択肢となります。

 最近では転移性肝臓がんの治療にラジオ波などの熱凝固法を用いる施設も増えています。

 この熱凝固法で,効率的に肝臓内の腫瘍を減らし,その後全身化学療法で治療するという方法は,単なる全身化学療法よりも期待ができます。

  その他の治療法では,免疫細胞療法が注目されています。免疫細胞は全身を巡るため,肝臓以外の部位にも効果を発揮することができます。

 また,これまで腎臓がんの治療薬として承認されていた,分子標的治療薬ネクサバール(一般名ソラフェニブ)錠が2009年厚労省によって肝臓がんの治療薬としても追加承認されました。 

 このネクサバールは腫瘍縮小効果は少ないものの,がん細胞の増殖抑制作用と血管新生阻害作用により延命効果が期待できる新薬として注目されています。
 

   
   
 
 
   
 
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