肝動注療法 肝臓がんの治療 

 
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肝動注療法

 
 
         
     塞栓物質を使わずに,抗がん剤だけを,がんに栄養を供給している肝動脈に注入する方法で,静脈からの投与に比較して患部に高濃度の成分が集中するため,効果も高く副作用も少ない比較的新しい治療方法です。

 また,肝臓で抗がん剤が分解されるため,肝臓以外への抗がん剤によるダメージは低下し,副作用も少なくてすむというメリットもあります。

 ただし,肝機能がかなり低下している場合は,抗がん剤の影響によりさらに悪化する可能性もあり,適応とはなりません。

 この肝動注療法は手術や局所療法も適応とならない進行がんに対して行われることが多いため,2年生存率は40%程度です。

 抗がん剤のために,肝臓の機能が低下したり,全身状態が悪化する場合もあります。

 この動注療法が選択されるのは他の治療が困難な以下のケースです。
 
肝臓内部に4つ以上の腫瘍がある場合

腫瘍が門脈まで浸潤しているかあるいは門脈をふさいでいる場合。

がんの悪性度が高い場合。
 
   
       
   また,動注療法が適応できないのは以下の場合です。    
 
肝臓の機能が低下している場合。


造血能力が低下している場合。
 
   
  
   
         
 
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抗がん剤5−FUの動注化学療法とインターフェロン併用

 
 
       
   肝動注化学療法とは,もものつけねよりカテーテルを挿入し,肝動脈から抗がん剤を流し込み,薬剤を効率よく肝臓の腫瘍に集中させる治療法です。

 この肝動注化学療法を改良し,さらに効果を高めた治療法が5−FUとインターフェロン併用療法です。

  この5−FUを動注療法で少量ずつ24時間投与すると同時に週3回インターフェロンの筋肉注射をすることで,手術できない進行がん患者でも約50%の患者にがんが消失したり(CR),大幅に縮小したり(PR)する成果がありました。

 この治療法のメリットは局所に抗がん剤を投与するため,副作用も少なく,また治療を開始してから効果が現れるまでの期間が短いということです。

 この治療法が開発されたため,この治療法で腫瘍を縮小させた後,手術やラジオ波焼灼法などでの治療も可能となりました。

 この治療法が開発されたことで,従来は治療できなかった門脈付近の血管を塞いだ腫瘍を持つ肝細胞がんに対して50%の奏効率をあげていると報告されています。

 インターフェロンとの併用がなぜ,効果を上げるかはわかっていませんが,インターフェロンにはウィルスの増殖を抑えるはたらきだけでなく,NK細胞を活性化し,細胞増殖を抑制する機能なども持っているため,それらと抗がん剤が相乗効果を生んでいると考えられます。

 しかし,この方法では,一回に投与する抗がん剤の量が多く,肝機能障害などの副作用も強くなり,何回も繰り返し行う必要があり,治療のたびに入院となり患者にも大きな負担がかかっていました。

 そこで開発されたのが 肝臓の動脈にカテーテルを挿入して「リザーバー」という小さな器具に接続し,皮膚の下に埋め込む方法です。

 この方法ですと,皮膚の上から「リザーバー」に針を刺すだけで,血管造影と同様にカテーテルを通して肝臓に直接抗がん剤を投与することができます。

 また,一回に投与していた量を何回にも分けて少量ずつ投与することもできます。この治療法のメリットは,外来通院でも動注化学療法を受けることができることです

 実施機関 問い合わせ

 
 
  杏雲堂病院肝臓外科    TEL:03-3292-2051 
  金沢大学付属病院    TEL:076-265-2000 
  広島大学第一内科    TEL: 082-257-5191
  山口大医学部付属病院    TEL:0836-22-2111
  大阪大学医学部付属病院   TEL:06−6879-5111 
  池田市立池田病院内科    TEL:072-751-2881 
  岡山大学医学部付属病院    TEL:086-223-7151 
   
                   
   
   
 
 
   
 
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