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肝臓動脈塞栓療法 肝臓がんの治療
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●肝動脈塞栓法(TAE)
患者の太ももの付け根から肝動脈までカテーテルを入れ,そこから血管に塞栓物質をつめ,血流を遮断することで,がん細胞を死滅させる治療法です。
肝細胞がんは肝動脈からのみ血流を受けているため死滅しますが, 正常細胞は門脈からの血流もあるので死滅しません。塞栓物質として抗がん剤をいれることもあります。
当初この治療法では肝臓の入口付近の太い血管に栓をしていましたが,正常な細胞にもダメージを与えることがわかり,最近では腫瘍に栄養を与えている血管のみを塞いで,正常細胞への影響を最小限に抑えています。
また,あらかじめ抗がん剤を腫瘍の内部に注入してから,血管を塞ぐことにより,効率的にがん細胞を死滅させる効果を高められるようにもなりました。
この治療法が適応されるのは,手術が困難な場合や手術後に多発している場合が多く,エタノール注入療法など,他の局所療法と併用される場合もあります。適応の幅が広いため,多くの患者に行われています。
肝動脈塞栓法によるがん治癒率は,およそ60〜70%前後といわれています。しかし,腫瘍部すべてが死滅することは難しく,再発しやすいという欠点があります。
●肝動脈塞栓法に適した例
この治療法は身体への負担が小さい治療法であり,大部分の患者がその治療の対象となります。しかし,肝機能が低下していたり,他の合併症を併発している場合などは適応となりません。
◆腫瘍が肝動脈から血液を豊富に受け取っている場合
◆腫瘍が皮膜を持ち,周囲の毛細血管と遮断されている場合
◆腫瘍に栄養を与える血管の構造が未成熟で血管に抗がん剤や塞栓物質が付着しや すい場合
●肝臓動脈塞栓法に適さない例
◆肝臓の機能が低下している場合
◆門脈がふさがれ,血流が遮断されていたり,流れがとどこおっている場合。
◆腫瘍が門脈からも血流を受けている場合。
◆胸水・腹水が存在する場合。
◆腎不全を併発している場合
◆心肺機能に異常がある場合
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